シャレオツな100円均一ショップで知られる「セリア(seria)」
ある日行ったらコーヒードリッパーを見つけました!
マジかよ…。ユニフレームのコーヒードリッパー(1800円)を買っちゃったよ…。
悔しいからこき下ろしてやろうと思ってSeriaの100円ドリッパーを買ってきたので比較する。
100円均一はやっぱダメだった!ってコキおろしてやるぜ!ぐへへ。
今回の獲物、セリアのコーヒードリッパー
これがセリアのコーヒードリッパーだ!
際どい形してる…
黙ってキャンプ好きに見せたら「ユニフレームのやつでしょ?」ってなるわコレ。
作りは意外としっかりしており、ユニフレームのものと大差ないように思える。
収納時のサイズ
収納時は超コンパクトになる。素晴らしい。
バイクで使うにも徒歩キャンパーにも申し分ないサイズです。
展開時のサイズ
展開しても問題なさそう…だが、後で問題が発覚します。
ユニフレームのドリッパーと比較してみる
ユニフレームのドリッパーと比べてみる。
未開封状態で付属品を比較
ユニフレームはメッシュの袋が付いています。これに豆やペーパーを一緒に入れて持ち運べる。
けど、こんな袋、100均で売ってそうなのでメリットには入らないですね。
収納時の見た目を比較
ほうほう。意外と丸パクリじゃないことが分かります。
コップに触れる部分が、Seriaは十字型、ユニフレームは一文字型です。
展開時の見た目を比較
展開時の見た目を比較。
おっと、ユニフレームの方が高さがありますね。
実測のサイズと重量
サイズと重さを実測してみた。我ながら暇人だなあ。
ユニフレーム | Seria | |
収納時サイズ | 14×10×2cm | 12×12×2cm |
展開時サイズ | 14×10×7.5cm | 12×12×5.5cm |
重さ | 48g | 49g |
収納時のサイズ、重さはほぼ同様です。
Seriaは十字型になってるから縦横が一緒、ユニフレームは一文字型なので横幅が大きいです。
注目頂きたいのは展開時のサイズ、ユニフレームの方が2cm大きい。
ドリップに支障がなければ良いですが…この影響は後述します。
マグカップにつけてみる
マグカップに付けてみました。左がユニフレーム、右がSeriaです。
ちなみにマグカップは「ittala」です。かわいかろう?
マグカップ自慢はさておき…
ユニフレームはこんな感じ。ペーパーが綺麗にフィットしています。
対してSeriaは…ペーパーが全然フィットしていない。隙間だらけで大丈夫?って感じです。
まあ淹れられれば良い?
安定するのは十字型のSeriaの方です。
ユニフレームは、設置面積が小さいからか水平な場所に置かないと滑りやすいです。
実際にコーヒー淹れてみた
というわけで、実際にSeriaのドリッパーでドリップしてみました。
ユニフレームの方は、以下の記事でドリップしてます。
スキレットで自家焙煎!キャンプで飲む究極のコーヒーを考察する。 | キャンツーガレージ
キャンプで自家焙煎をする方法です。美味いコーヒーを飲むためのケトルやドリッパー、ミルなどの道具や、簡単な自家焙煎の方法を書いています。コンパクトなのでバイクや自転車の方も挑戦可能ですよ!
(余談) 豆を挽く
今回は例によって楽天で買ったグアテマラ、既に煎ってあるものです。
楽天のこのショップ、たくさん豆の種類があるので楽しいです。
今回は家なので、電動ミルでガーッと挽いちゃいます。
豆をペーパーに載せてみた
豆は載りました。当たり前ですが。
しかしペーパーとドリッパーの隙間が気になる。ガバガバやんけ。
横から見るとこんな感じ。意外と安定している。
淹れてみた
お湯を淹れてみました。
おお…普通にドリップされていく…(当たり前ですが)
蒸らしでは余裕の安定っぷりです。
本格的に淹れていくと、だんだん傾いてきました。
が、ギリギリのところで踏みとどまってます。
ちなみにユニフレームは傾かず中心で安定するので、ここは大きく差が出ているかもしれませんね。
紙は傾いてますが、コーヒーは底からのみドリップされていきます。
事件発生!
マグカップ6割くらいまでドリップしたところでペーパーが着水しました。
「だからなんだ?!」って言われると、何が問題かは分かりませんが雑味は出そうです。
ユニフレームの方だとこの現象は起きません。
これはSeriaのドリッパーの高さがないため、ペーパーが下がってしまっていることが原因と考えられます。
使えないじゃん!ってほどの欠点ではないですが、気になりますね…。
ちなみにこのくらいの水位で着水しました。
なので、ここで打ち止めました。
飲んでみましたが、いたって普通のドリップコーヒーです!うまい!
Seriaのコーヒードリッパーは買い?
買いです。欠点はあるけど普通に使えるわ。
これは買いですわ。
メリデメを纏めるとこんな感じ。メリットが圧倒的すぎる!
- ペーパーが安定しない
- 紙が水没して雑味が出る
- たったの100円!! ← 圧倒的メリット
- 形はどうあれコーヒーは淹れられる
100円と考える全てが許せる。
品質はもちろんユニフレームの方が良いけど、価格考えたら品質は良い方でしょう!
こき下ろそうかと思ったけど…
Seriaさん、この製品は満点です。
次はコーヒーミル(手挽き)作って下さい!
この世に溢れるやっすーいキャンプギアを買って研究する「安研」!
その第二弾はなんと100円のコーヒードリッパー!…100円て。ほんとに使えんのか?