バイクでタープ、持って行ってますか?
「タープ自体は軽くてもポールが重くて…」とお悩みが多いと思います。
私もタープは好きなのですが、ポールが邪魔でやめたことが何度もあります。
しかし、そんな悩みはもうやめましょう!
この記事ではバイクに積むためのポールの選び方と、おススメを紹介します!
0. タープポールの選び方
バイクに積むポールにはいくつか条件があります。
0.1 軽量コンパクト
出典:kemeko様
軽量でコンパクトに収まるポールを選びましょう。
目安として、バッグの横幅を超えるポールはやめた方が良いでしょう。
筆者は50cm、1kgを超えるポールは避けた方が良いと考えています。
0.2 展開時の高さ
出典:テンマクデザイン様
展開時の高さは重要です!
ソロなら低めにタープを張ってプライベートに過ごすのもアリですが、可能なら高さが何段階か設定でき、200cm程度あるものにしましょう。
0.3 ポールの外径
出典:Amazon(DoD)様
ポールが細いと風に弱く頼りないです。
軽いものはポール径も細くなりがちですが、せめて2本のうちメインとなるポールはポール径2cm以上を選びましょう。
では、本題のオススメタープポールです!
1. kemeko FAT&LONGタープポール200
出典:kemeko様
いきなり終着点です。
金銭的な余裕がある方はこちらを買ってください。後の記事は見なくて結構です。そのくらい、圧倒的な製品です。
※kemekoはバイク向きなキャンピングツール、バッグなどを制作している大阪の会社です。
何がすごいって、このポール本当のカーボンです。
カーボンの軽さ、強度は各バイクパーツが証明しています。
外径最大3.3cm、長さ200cmで軽さ340gは驚異です。アルミなら1kg以上するスペックです。
重さ | 340g |
収納時サイズ | 550×φ33mm |
展開時高さ | 200cm |
外径 | 最大33mm |
何度も言いますが、超強力な33mm径のメインポールが340gです。
以降紹介する製品と比べて欲しいですが、相当ぶっとんでいます。
価格だけがネックですが、カーボンを考えるとかなり安いです。
軽量コンパクトで強度も求める方はコレ一択!
ちなみにもう少し安い23mm径の180cmモデルもあります。
カーボンで強度があるし、小さいタープならこの外径でも十分かも…。
2. Naturehike ライトタープポール
出典:Naturehike様
とりあえず軽量コンパクトなタープポールをお試しで買いたい、という方はこちら。
庶民の味方、Naturehikeよりアルミのコンパクトポールが出ています。
Naturehikeは中国の会社ですが、歴史が長く評判も良いです。Amazonに溢れる粗悪な中華製品よりは、かなり信頼できるブランドです。
外径20mmと最小限のスペックですが、アルミで軽量なため持ち運びやすいスペックになっています。
重さ | 608g(2本) |
収納時サイズ | 530×φ20mm |
展開時高さ | 200cm |
外径 | 20mm |
ただし、長さの調節ができません。
しかし、2本で3000円を切る価格を見ると全て許せてしまうから不思議!
3. DoD コンパクトタープポール
出典:DoD様
バイク向けのキャンプ道具を多く出しているDoDからコンパクトなタープポールが出ています。
バイクへの積載を考えて設計されており、細かく分解できる点は非常に嬉しいですね!
出典:DoD様
外径が19mmしかないですが、肉厚に作っているため強度はかなりあるようです。
組み合わせにより、71/104/137/170/203cmと5段階の長さに変えられる点も使い勝手が良さそう。
重さはその分ギリギリ許容範囲の2本で1kgジャストですが、バイクなら問題なく持ち運べます!
重さ | 1,000g(2本) |
収納時サイズ | 400×160mm |
展開時高さ | 203cm |
外径 | 19mm |
何よりこの安さ!1本じゃなく2本でこの価格です…!ありがとうDoD!最高だDoD!
4. アライテント ライペン コンパクトポール150/200cm
出典:BaseCamp様
山岳系ブランドの老舗、アライテントの究極と言えるコンパクトポールです。
これ以上コンパクトなポールは存在しないと思います。
出典:BaseCamp様
マトリョーシカ式に収納でき、デイパックの中に収納することができます!
150cmモデル | 200cmモデル | |
重さ | 225g | 270g |
収納時サイズ | 41cm | 50cm |
展開時高さ | 150cm | 200cm |
外径 | 不明 | 不明 |
外径は公式サイトにも記載がなく不明ですが、重量を考えるとかなり細いと考えられます。(予想16mm以下)
しかし、このコンパクトさ、軽量さは圧倒的です!
信頼のできるブランドですし、多くの山岳家に愛され実績があります!ミニマリストはぜひ!
5. kemeko 超々ジュラルミン スライドコンパクト45ポール
1番目に続きkemekoの製品で、コレはアルミ合金の超々ジュラルミン製です。
超々ジュラルミン(#7075)はアルミ合金の中でも最強の強度を誇り、航空機などにも使用されています。
同じアルミ合金でも、超々ジュラルミンを使用したポールはなかなか少ないです!
重さ | 880g(2本) |
収納時サイズ | 450mm×???cm(横幅不明) |
展開時高さ | 200cm |
外径 | 22mm |
第一セクションが10cm間隔で4段階の長さ調整が行える点もありがたいです!
細かく折り畳めて収納時サイズが非常に小さいのも素晴らしい!
最初からバイクに積むことを考えて設計しているので、本当に使いやすいです。ありがとうkemeko!もっと売れて新しいアイテムを出してくれ!
軽量コンパクトなポールで快適なタープライフを!
出典:DoD様
大概の場合、タープはコンパクトなんですよ。
ただ、バイク乗りは、ポールがデカくて重くて、キャンプツーリングへの導入をやめてしまいがちです。
でもよく探すと優秀なポールはたくさんあるのです!
タープという特性上、ファミリーキャンプで快適に過ごすための1本1kg越えのポールばかり目につきますが、本記事で紹介したのは全てバイクで持ち運べます!
皆さんのタープ導入に役立ったら、筆者も幸せです。
タープ自体はコンパクトなのが多いんですよ。
バイク乗りにとっての問題はタープポールですよね。